2018ダービー卿チャレンジトロフィーの予想です。本命グレーターロンドン

 

過去には三連単100万馬券が出るような荒れるレースでしたが、最近はわりと大人しくて、近2年は5番人気以内の馬で123着という結果

近年は安田記念でも活躍するモーリス、ロゴタイプ、サトノアラジンなどが結果を残していて、実力馬のステップとして重要度の高いレースになっているのかなと思います

今年もグレーターロンドン、マルターズアポジー、レッドアンシェルのように、安田記念に向けて注目度の高い馬が出走するので、堅めの決着になるかもしれません

さて、それでは上位馬を中心に振り返ってみましょう

 

グレーターロンドン

スローの切れ味勝負がベストですが、ペースが上がってもしっかり脚を使えることが魅力

2走前のディセンバーSでは人気を裏切ってしまいましたが、序盤スローの5Fロンスパ戦という特殊なレースになってしまい、持ち前の切れ味を発揮しきれませんでした

中山1600は序盤800Mほど下り坂があるので、ディセンバーSのような展開になる可能性は低いはずです

 

マルターズアポジー

G3を3勝と実績では最上位の馬です

重賞3勝すべてローカルのレースなので、このメンバーを相手に58キロ背負ってとなると少し分が悪いようにも見えます

大阪杯への出走を視野に入れて調整していたので、ここを目標にしっかり仕上げているはず

 

レッドアンシェル

昨年の富士Sが非常に内容よくて、エアスピネル、イスラボニータ、ペルシアンナイトらが出走するハイレベルな一戦を4着と健闘

直線で馬場の悪いところを通っていただけに、非常に価値のあるレースぶりでした

スムーズなら最上位に評価したい馬ですが、一時期出遅れが多かったことを考えると、中山の1枠は少し不安もある

長くいい脚を使うタイプなので、しっかり進路を確保してポジションを獲りたい

 

それでは予想に移ります

 

◎グレーターロンドン

本命はグレーターロンドンにしました

実績のわりにハンデも軽いですし、中山1600得意な田辺騎手も魅力

不安なところは展開くらいで、マルターズアポジーがややハイ程度で淀みのない流れになった場合は、不発の可能性もありそう

ただ、マルターズアポジー目線で考えると、内のマイネルアウラートやミュゼエイリアンらが主張した場合に「外目2番手辺りで」ってケースもあるだろうし、なにがなんでもハナに立つという作戦なら道中緩める必要も出てくる

そうなればグレーターロンドンにとっては絶好の展開になるわけで、チャンスも大きくなるかなと

 

○ストーミーシー

3歳時にはニュージーランドトロフィー2着もある中山1600巧者

5走前の秋風Sがなかなかレベルが高くて、ジュールポレール、フロンテアクイーン、デアレガーロと(牝馬戦ではありますが)重賞でも活躍する実力馬が揃っていました

1着2着馬とは少し差もありましたが、斤量差もあるなかで4着デアレガーロとは差のない競馬

デアレガーロは次走中山1600の市川Sがなかなか見事な勝ちっぷりで、今回人気しているヒーズインラブにも0.5秒も差をつける完勝でした

斤量もだいぶ軽くなりますし、同馬と相性のいい大野騎手も中山1600巧者です

実力馬も多いですが、ここでも侮れない一頭だと思います

 

 

余談ですが、母父ゼンノエルシドというのがなかなか素敵

中山1600で当時の日本レコードを記録した名馬でした

 

▲ゴールドサーベラス

最後までしぶとく脚を使うのでハイペースの消耗戦は向きそう

前走も同コースで強敵プロディガルサンを相手に競り勝てたので、重賞でもやれる目途も立ったかと

1600万からの昇級馬が強いレース傾向もあり、ここでもチャンスはありそう

 

★レッドアンシェル

長くいい脚を使うタイプなので内枠が不安

ただ、スタートさえよければ出たなりでポジション獲れる馬なので、進路確保自体は難しくはないはず

今週からBコース替わりになるので、そこがどう出るか

戸崎騎手が内を意識しすぎると危ないかも

 

△マルターズアポジー

スムーズなら上位ですが、展開とオッズを考えると強くは推せなかったです

ミュゼエイリアン、マイネルアウラートが絡んでくる可能性も低くないし、テオドールも気性難があるのでかかってしまう可能性がある

ベテランのヨシトミ先生に乗り替わって、ハイペースでも外目2番手あたりで折り合えるケースもありそうなので、一応押さえに

 

△アデイインザライフ

前走は1年以上の長期休養明けだったわりに健闘しました

マイルでしっかりポジション獲れたのも意外で、収穫の大きいレースだったと思います

枠はちょっと内すぎですが、3角4角までにしっかり進路を獲れれば、チャンスもありそうです

 

△キャンベルジュニア

近走不振ですが、1400は少し短かったと思うので、改めて期待

前傾ラップのレースでもしっかり脚を使えるので、好位で競馬ができれば

 

以上7頭

気性難で短縮向きのテオドールや、去勢後ようやく体重が戻ってきたミュゼエイリアンも気になるんですが、展開的にちょっと手が出なかったです

 

 まとめ

◎グレーターロンドン

○ストーミーシー

▲ゴールドサーベラス

★レッドアンシェル

△マルターズアポジー

△アデイインザライフ

△キャンベルジュニア