2018天皇賞春の回顧反省会です。
◎トーセンバジル○サトノクロニクル★チェスナットコートのちょい穴っぽいところから予想を組み立てた結果、214人気の人気どころで決着してしまいました(´・ω・`)
「人気馬のマイナス材料」と「穴っぽい馬のプラス材料」の取捨には気をつけて予想しているつもりではあるんですが、なかなか難しい。
天皇賞春回顧
勝ちタイム3:16.2(60.1-75.5-60.6)
13.0-11.2-11.4-12.0-12.5-12.3-12.0-13.2-12.6-12.6-12.8-12.6-12.1-12.1-11.4-12.4
1着レインボーライン…△
2着シュヴァルグラン…△
3着クリンチャー…無
序盤4Fが速く、1週目の4角で若干緩むも、2週目1角までなかなか息の入らないペースが続く。
ラスト4Fまでラップが落ち着くなかでヤマカツライデンが大きなリードを作る。
パッと見で松山がおもしろいレースメイクしたようにも見えるんですが、実質的には2番手のトミケンスラーヴァ@秋山がペースを作って、2番手以降は大きく緩む流れになったんだと思います。
4F過ぎでヤマカツがバテたところでラップが速くなり、横綱競馬で押し切ろうとするシュヴァルグランを、内でロスなく競馬をしたレインボーラインが差しきったところでゴールイン。
道中内でロスのない競馬をしたレインボーラインとミッキーロケット(4着)
さらに道中最後方でロスなく競馬が出来たスマートレイアーが7着に入ってるわけで、春天で見られる「内有利」という傾向は、開幕週の馬場差よりも道中内でロスなく競馬ができるかどうかが大きいんだなぁと。
今回外を回った馬は次走の巻き返しに注意ですね。
1着レインボーライン
まず、入線後の故障が大事に至らなかったようで一安心。岩田も久しぶりにG1勝ててよかったです。
道中内々でロスなく競馬をしながら、勝負どころの4角で外に出し選択肢を増やしながら、結果的には内を突いて見事G1制覇になりました。
馬自身直線で器用に脚を使ってくれたのもよかったんですが、岩田が抜群に上手く乗ったというのが率直な感想。
そこそこ流れたことで決め手勝負にならなかったのも向きました。
適性が見えてこなくてなかなか評価が難しい馬だったんですが、「ある程度前にポジションをつける」「そこそこペースが流れる」というのが好走条件だと思う。
「瞬発力勝負は苦手」「後ろすぎると届かない」というなかで、「比較的ペースが緩む長距離戦」や「重馬場」で前目のポジションを獲りながらも、瞬発力勝負にならないレースというのが合うのかな。
2着シュヴァルグラン
前目やや外目の横綱競馬で2着と強い内容でした。
コーナー苦手な馬なので、速めに先頭集団に取りついて4角で加速させる必要がなかったのもよかったです。
3角4角で動く必要が出るかどうかが結果に表れる馬だと思います。
3着クリンチャー
前走かかっていたので最序盤のポジショニングが心配だったんですが、スタート直後に出して行っても折り合いついていたのがよかったですね。
前走「馬がゴールを勘違いした」なんて話がありましたが、2周回るコースがあることを馬自身学習した印象を受けます。
道中は「内でロスなく競馬をする」ことと「キレる脚がないので進路を確保する」ことのバランスがなかなか難しいなかで、いい騎乗でした。
高速馬場適性にはやはり疑問も残るところで、速いラップを問われなかったのも向いたかもしれません。
4着ミッキーロケット
内々内々でロスなく競馬できたのが大きかったです。
キレる脚がないので、もう少しペースが上がって欲しかったかな。
5着チェスナットコート
3角4角で外々回ったわりには頑張りました。
内突けばワンチャンあったかもしれないですが、エンジンのかかりも遅かったので、どこかでブレーキかかって大敗という可能性もあったと思います。
勝負どころで内突けるスペースがあればよかったんですが。
6着トーセンバジル
4角での手応えがよかったんですが伸びきれず6着。
どこかで内入ればもっと結果もよかったと思うし、ミルコだからそういうところも期待していたわけですが…。
8Rで外差し決まっていたので、外々のイメージがあったのかもしれないです。
14着ガンコ
序盤のポジション確保する段階でそこそこペースが流れたのが響いたのかなぁ。最後は完全に脚をなくしていました。
昨年秋から連戦続いていたのもあって、体調面でも本調子ではなかったかもしれません。
立て直しに期待。
馬券は◎トーセンと○サトノから手広くながしたんですが、残念ながら撃沈(´・ω・`)
どちらも外を回したロスが痛かったので、次走も注目しておきたいです。