2018京王杯スプリングカップの回顧・反省会です。

  

レース回顧

1着ムーンクエイク…注

2着キャンベルジュニア…無

3着サトノアレス…△

 

勝ちタイム1:19.5

12.3-10.9-11.0-11.2-11.2-11.2-11.7(34.2-34.1)

 

直線2Fコーナー2F直線3F(おおよそ)というコース形態もあり最序盤の先行争いが激化しがち。そういうこともあって(ほぼ直線の)ラスト3F11.2は「ちょっと遅め」

結果的に上位4頭すべて短縮の馬で、さらにこのレース自体短縮の馬が好走しがち。それはつまりコース形態的に勝負どころの「4角から直線入口」で緩みがちなコース傾向から来てるのかなぁと。短縮の馬は道中ポジション悪くなりがちなんですが、ここで緩むことでポジションのロスがカバーできると。もちろん馬それぞれに個体差があるので「距離短縮の馬は全部買い」というわけではないんですが、コース傾向と短縮延長の因果関係については今後の予想のうえで意識してみたい。

 

1着ムーンクエイク

予想記事で

過去のレースはギリギリまで追い出し我慢している感じだし、まだまだ底を見せていない。

行きたがる気性から距離短縮はプラスに働くだろうし、能力出し切れれば強敵相手でも通用しそうではある。

このクラス相手の1400戦だと、スタート悪かった場合にポジション悪くする可能性はあり、その辺がちょっと不安。

とは書いていて、馬の特性はしっかり把握できていた思う(馬券当たらなきゃ意味ないですが… 

 

「抜け出すと力を抜く時がある」「被されるのがダメかも」といった感じで弱点も多い馬。そんななかで単勝7.1倍しかついてないのはさすがに強くは推せなかったです。

道中この馬の周りがポッカリ空いたことも大きかったと思うので、次走は疑って考えたい。今後はクラスも上がってルメール確保できないレースも増えそうなので、騎手にも注目。癖が強いのでルメール以外なら大幅割引が必要。

 

2着キャンベルジュニア

この馬は特性分かりにくいところがあったんですが、「速めのラップでじりじり脚を使う」のが向いてるのかな。外枠不利な東京1400ですが早めに縦長の展開になったので比較的ロスも少なかったです。

とりあえず「良馬場ハイペース向き」という感じ。前走もだけどマルターズアポジーとは相性良さそうで出走被ったら狙ってみたい。

 

3着サトノアレス

これだけ高速馬場になると後ろから詰めるのは難しいわけで、位置取りのわりには頑張ったと思う。外出す過程でうまくハマったところもあって恵まれた部分もあった。

かなり器用なところがあって、内も突けるし出脚こそ悪いが先行もできる。後述するグレーターと違って恵まれやすいところがある。

次走の安田記念は延長になるから道中のポジショニングはよくなりそう。東京新聞杯はリスグラ相手に完敗だったわけで、トップクラス相手だとよっぽど恵まれないときついかなぁというのはある。

 

4着グレーターロンドン

これだけ高速馬場になったらなかなか前が止まらないわけで、4角最後方ではさすがに厳しかった。サトノと違って器用さに欠けるぶんこういう競馬になるのは仕方ない。

近走なかなか結果が出なくて心配だったけど、とりあえずいいところを見れてよかった。まだまだ今後が期待できる馬だと思うし血統的にも種牡馬入りできるくらい頑張ってほしい。

 

5着ラインスピリット

前に厳しい流れのなかでよく頑張ったなぁという感じ。高速馬場も向いたかな。

比較的後傾ラップが得意な馬だし1400でペースメイクしながらの方がいいのかも。高速馬場なら次走以降も注目。

 

8着シュウジ

ノドの疾患が発症してからは後方待機で結果を出していた馬ですが、好位追走からまずまずな内容。「末脚確かだがポジションに難がある」という評価で距離延長向きに考えていたんですが、ノドの状況がよくなってきたのか特性がわかりにくくなってしまった。

とりあえず道中ゆったりしたペースの方が向きそうではある。

 

12着セイウンコウセイ

やっぱり高速馬場はダメですね…。同じくアドマイヤムーン産駒のムーンクエイクが結果を出しているし血統的にはこなせても不思議はなかったんですが。とりあえず馬場が渋っているレースなら買い。

 

13着ビップライブリー

直線で大きな不利があって参考外。

 

15着ダンスディレクター

やっぱり輸送がダメなのか関東圏では全然ですね。さすがにここまで負けるとは思わなかった。関西圏の1400以下なら間違いなく上位の馬だと思うので、次走以降改めて。

 

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