2018CBC賞の傾向・ラップデータです。
昨日の帝王賞は軸馬◎ゴールドドリームから▲サウンドトゥルーのワイドが的中。ワイド3点で5倍つけば上々の結果かなぁと思うんですが、色気を出して馬連にも手を出したせいでほとんど利益が出なかった…w
2着ケイティブレイブの安定感は素晴らしいですね。それだけに馬券的な旨味は少ないんですが、なかなか逆らえない一頭です。
一方で他の中央馬は今後が心配になるような負け方でした。特に8着アウォーディー。遠征帰りというエクスキューズはありますが、全盛期とは程遠いレース内容で衰えを意識せざるを得ない結果になってしまう。G2G3でも使って、なにかきっかけを掴めればいいんですが。6着テイエムジンソクも地方馬を相手に先着を許してしまいます。特殊な環境でのレースが続いているので復調には時間がかかるかもしれません。
オールブラッシュは前走よりメンバーレベルが上がったのが厳しかった。メンバー構成が落ちて単騎逃げが期待できる状況なら注意が必要です。アポロケンタッキーは気分屋さんなのでこういう結果になっても次走以降要注意。
さてそれではCBC賞の傾向に移ります。
中京1200コース傾向
前半に下り坂、後半に上り坂があるので前傾ラップになりやすい。直線に入ってすぐに上り坂があるので前の馬には厳しいコース傾向になっている。3角4角がスパイラルカーブになっているので、コーナリングがスムーズならスピードに乗りやすく、差し追い込みが効きやすい。
2017年CBC賞
勝ちタイム1:08.2
12.0-10.5-10.7-11.1-11.1-12.6(33.2-34.8)
良馬場発表ではあるが雨もあって時計はかかり気味。全体的に残り1F以外は全体的にラップが速く、内にいたセカンドテーブル、アクティブミノル、ティーハーフが2着3着4着。1着シャイニングレイは気性的に短縮向きでローテが上手くハマった感じ。5着スノードラゴンは馬場が向きました。
2016年CBC賞
勝ちタイム1:07.2
12.2-10.7-10.9-10.9-10.8-11.7(33.8-33.4)
前目内目で粘るラヴァーズポイント、ベルカント、サドンストームをレッドファルクスが差しきる内容。展開利のあった馬を相手に後のG1馬が素質の高さを証明するレースとなった。
2015年CBC賞
勝ちタイム1:09.1(重馬場)
11.9-10.4-11.1-11.2-12.3-12.2(33.4-35.7)
重馬場開催。18頭立てということもあって前半速くなり前が総崩れ。上位人気馬と内を突いたセイカプリコーンで掲示板を占める
2014年CBC賞
勝ちタイム1:08.6
12.1-11.0-11.1-11.3-11.4-11.7(34.2-34.4)
中団やや内目にいたトーホウアマポーラが勝利。そこそこペースが落ち着いたこともあって内目前目のエピセアローム、ベルカントが2着5着。外目前目を走っていたニンジャが3着に入る。
2013年CBC賞
勝ちタイム1:08.0
12.0-11.1-11.1-10.8-11.0-12.0(34.2-33.8)
スロー気味で前残りのなか人気の一角サドンストームが3着に入る。
まとめ
16年の中京開催は春の高松宮記念でレコードタイムが出るという高速開催だった。昨年開催も良馬場の1000万下で1:08.3の勝ちタイムがあり、16年を境に高速馬場傾向にあると言ってよさそう。
「直線の坂まで脚を溜めたい」という意識が働くのかスロー気味の傾向が多く、案外前が残りやすい。高速傾向のある16年以降はより顕著に出ていて、昨年もややハイ気味の展開で前が残っている。基本的には「前の馬」を中心に人気の差し馬をフォローしておくという傾向にある。
現時点での注目馬
馬名は[最強]競馬ブログランキングで
→アクティブミノル
近走スタートがいまいちで最序盤での消耗が大きかった。間にリフレッシュ放牧を挟んだこととブリンカーを外すことがプラスに出ればおもしろそう。スタートが上手く、中京コース得意な福永騎手への乗り替わりも楽しみ。