2018函館記念の回顧・反省会です。

函館記念の反省会です。

記事後半には先日のマーキュリーカップについても少々触れております。

 

函館記念予想結果

1着エアアンセム…◎

2着サクラアンプルール…△

3着エテルナミノル…無

 

1着2着馬は思った通りのレースをしてくれたんですが、3着エテルナミノルがフォローできず…。冷静に考えたら買えない馬でもなかったなぁ。出遅れ癖があって安定感に欠ける戦績ではありますが、大外から2番目の枠順なら、出遅れのリスクは比較的少なかった(最後の枠入れを見ながら待機できるので)し、昨年夏にタツゴウゲキを撃破していることからも、このレベルの牡馬相手なら十分通用しましたね。「夏は牝馬」の格言もあり、ここでフォローできなかったのは悔しいなぁ。

 

レース回顧

勝ちタイム1:59.8

12.2-10.9-12.0-12.6-12.6-12.4-12.1-11.6-11.6-11.8(60.3-59.5)

ややスロー気味のレース展開。4角でもさほどペースが上がっていないので前の馬には楽だったと思う。ただ先頭を走っていた3頭が、後ろから1.2.3フィニッシュなのでラップのわりに前も辛かったのかもしれない。

 

1着エアアンセム

内目のベストポジションから抜け出しての勝利。器用な馬なので、こういう競馬ができれば安定している。

 

2着サクラアンプルール

内々からの競馬。バテるロジチャリスのところで進路を獲れたことが大きかった。かなりハマったレースではあるが、斤量57.5キロを考慮すれば十分な内容。

 

3着エテルナミノル

スロー前目から一瞬のキレで勝負するタイプで、展開が抜群にハマった感じ。出遅れ癖もあり好走条件が非常に狭い馬ですが、G3程度なら常に注意を払っておきたい。

 

4着ブレスジャーニー

大外を回るロスもありながら僅差の4着。かなり強いレースぶりだった。戦績的には左回り巧者な感じですが、金鯱賞でもふらふらしていたので、あまり関係なさそうではある。長い直線のコースで見てみたい。

 

5着スズカデヴィアス

最初のコーナーまでに内からサクラ、外からトリコロールが入ってきてポジションを下げてしまう。4角では最小限のロスで外に進出して5着。序盤のポジショニングはもったいなかったが、能力は出しきっていると思う。

 

6着トリコロールブルー

4角で垂れてきたロジチャリスの後ろにいる不利があった。長くいい脚を使うタイプの馬なので痛恨だった。力負けではないので次走以降も注意しておきたい。

 

10着ブラックバゴ

休み明けということもあって掛かり気味の競馬。最後はガス欠になってしまったし、折り合いがつかなかったことでの消耗が大きかった。叩いての上積みは見込めそうなので次走注意しておきたい。

 

11着カデナ

着順に大きく影響するほどではなかったけど、最後の直線で若干進路が狭くなる不利。個人的にはスロー専のマイラーだと思っていて、今回もちょっと距離が長そうに感じた。

 

14着マイネルハニー

さすがに負けすぎ。冬馬かもしれない。

 

マーキュリーカップ予想結果

1着ミツバ…◎

2着ヨシオ…無

3着フェニックスマーク…○

 

地方交流重賞は前行ける馬を積極的にフォローするべきだと思っているんですが、臨戦過程もあってヨシオはなかなか買えなかった…。

「フェニックスマークが展開利でミツバに先着するかも」という可能性は考えていたんですが「ヨシオが展開利でフェニックスマークに先着するかも」ということを想定できなかったのが馬券的には敗因。

 

1着ミツバ

ここでは抜けてますね。順当な勝利でした。ダート戦線は強敵も多いですがG1でも十分通用すると思います。

 

2着ヨシオ

やはり今年になってから、馬が変わったように強くなりました。自分でレースメイクできる強みもあり、しばらく追いかけたい。

 

3着フェニックスマーク

もっと前に行くと思っていただけに、ちょっと消極的な内容に見えた。大外枠のうえに初重賞なので仕方ないところもあったかも。4着以下にはしっかり着差をつけているし、前に行けるのも大きな強み。今後の活躍に期待したい。

 

5着マイネルバサラ

斤量と馬場状態に不利があったわりに健闘したと思う。脚抜きのいいダートなら常に注意しておきたい。