2018ジャパンカップの予想です。本命サトノダイヤモンド

f:id:mugi_1023:20181125050044j:plain

2018ジャパンカップの予想です。

以前の記事にも書きましたが

 

www.umaburogu.com

やはり基本的には内目の馬を重視したい。

さらに土曜開催を見るとメインのキャピタルSでは上がり3F10.7-11.0-11.7と非常に速い時計が出ています。高速馬場適性にも注意しつつ馬券を組み立てたい。

展開はおそらくウインテンダネス、キセキがレースメイクするはず。どちらもキレる脚がないので、スローロンスパ戦になる可能性が高そうですが、ウインが大外枠から主張できるか?気性に不安のあるキセキを操縦しきれるか?ってのはちょっと気になるところ。

 

◎サトノダイヤモンド

長くいい脚を使うタイプで東京の長い直線は合っている。海外遠征後不振が続いていましたが、

・休み明けの金鯱賞

・内で包まれた大阪杯

・内有利のレースを外から捲くった宝塚記念

と、敗因ははっきりしています。

前走京都大賞典も大逃げするウインテンダネスを自ら捉えに行っての1着と好内容。時計の掛かる京都の馬場で、レッドジェノヴァを相手にしっかり勝ちきったのも評価できる。スタートさえ決まればいいポジションを獲れそうだし、ロンスパ戦も得意。復活の可能性は十分あるはず。

ちょっと心配なのは高速馬場適性について。ディープ産駒だし適性高いとは思うんですが、有馬記念も京都大賞典も渋った馬場だったのは気になるところ。高速馬場のダービーでも結果を出してるので、問題なさそうではあるんですけどね。トップクラス相手だとキレ負けするかもしれない。ウイン、キセキが切れ味求められない展開を作ればチャンスは大きいと思う。

 

○キセキ

気性が課題の馬ですが、前走天皇賞秋は見事なラップを刻んでの3着。 川田騎手と合っているのか馬自身成長したのか、春とは別馬と言っていいくらい内容でした。フットワークの大きい馬で東京みたいな大箱コースは合ってるし、高速馬場適性も高い。気性的に距離延長に不安もありますが、天皇賞秋のレースぶりを見ると距離が伸びてレースメイクしやすくなった方がいいのかも。川田騎手の手腕にも期待して2番手評価にします。

 

▲スワーヴリチャード

前走はまったく競馬をしていないので参考外の内容。とりあえず大阪杯は強い競馬だったし、安田記念で高速決着のマイル戦にも対応してきたのは驚いた。東京巧者で目標のレースになってると思うし、叩き2戦目での上積みも見込めそう。スタートさえ決まればポジション獲れる馬だし、スタート不発なら内突いても面白いかも。不安材料としてはミルコがいまいち波に乗れてないってことくらいでチャンスは十分あると思う。

 

★アーモンドアイ

間違いなく強い馬で怪物級の評価というのも理解できる。秋華賞で京都内回りを大外ブン回して差しきったのはなかなかエグかった。内枠さえ引かなければ本命候補の1頭でしたが、やはり最内枠となると不安も大きい。

初の古馬相手に馬群に入れるのもリスクがあるし、逃げ馬不在のスローのレースで内に入ると包まれて動けない危険性も出てくる。外に出るなら出るで序盤のポジショニングが難しくなりそう。高速馬場だとなかなか前も止まらないので、直線勝負で大外一気というのも難しいと思う。外から徐々にポジショニングを上げて行くというのも想定できますが、レースメイクする川田騎手がそれを許すかどうか。リリーノーブル、ミッキーチャームで苦汁をなめた相手なだけに、対アーモンドアイの戦略を練っているはず。

展開的にはハマらない可能性が高いと思うんですが、まだまだ底を見せていない馬だし、春からの成長や53キロの斤量を考えると、ハマらなくても勝ちきっちゃう可能性も十分あります。それだけに取捨の難しい馬ですが、現状1.5倍とダントツの人気になっていることを考慮すると嫌って考えたい。

 

△ミッキースワロー

スロー向き、高速馬場向きで後半速いラップを刻むレースが得意。中山で結果を出している馬なだけに目標は有馬記念かなぁとも思うんですが、これだけ人気ないなら押さえておきたい。内を突いた馬が穴を開けるレース傾向もあるので、そういうところにも期待して。

 

△シュヴァルグラン

前走京都大賞典は不甲斐ないレースで、正直かなりガッカリだった。とはいえ高速馬場向きの馬で京都のタフな馬場も合わなかったし、行きたがるところが出たうえにこの馬で絶対逃げちゃダメな福永騎手だったので、道中もチグハグなレースになってしまってはいた。休み明けはあまり走らない馬だし、それを考えるとまずまずなレースではあったかな。

昨年はボウマンが抜群に上手く乗っていたのでクリスチャンに替わるのは不安材料ですが、アーモンドアイを不安視していることもあって、このメンバーなら馬券圏内も十分あるかなぁという感じで。

 

△カプリ

昨年5着のアイダホ同様にムーア&オブライエン厩舎のコンビ(馬主さんも同じなのかな)なので一応押さえておく。父ガリレオというのもアイダホと一緒ですね。ガリレオ産駒は日本の馬場と合ってない印象もありますが、近年のフランケル産駒の活躍を見ると、一発あっても不思議はないかなと。

 

アーモンドアイが馬券に絡んだらガミっちゃいそうですが、手広く買っておきます。

以前の記事で注目馬に挙げたウインテンダネスは大外枠が不安で消しにしました。能力は買っているだけに難しい選択でしたが、基本的には内枠巧者で序盤急かしたくはないはず。この枠なら主張しない可能性もあるだろうし、無理に逃げるのもどうかなぁと。人気もないので余裕があるなら押さえておいてもいいかもしれません。