2018ラジオNIKKEI賞の回顧です。

 

ラジオNIKKEI賞回顧

勝ちタイム1:46.1

12.2-10.4-11.6-12.1-12.4-12.3-11.9-11.6-11.6(46.3-47.4)

ややハイ程度の流れ。前に厳しいというわけでもなく能力を出しきれた馬が多かったと思う。

 

1着メイショウテッコン

今回は2番手集団での競馬。内々で競馬をしながら3角で進路を確保し突き抜ける。最後はフィエールマンの猛追を凌ぎきって勝利。やや行きたがるところはあったけど2番手からの競馬で結果を残せたのは好材料。行きたがるところだけ改善できれば菊花賞でも楽しみ。

 

2着フィエールマン

いつものように出が悪くて後方からの競馬。3角4角で無理させず直線にかけるもメイショウテッコンを捕えきれず2着に終わる。

3角4角で我慢したことでロスを最小限に抑えての競馬が出来たと思う。イェッツトの外を回していたら2着もなかったかもしれない。能力は高いけど立ち回りに難がある。もっと距離を伸ばして序盤でのポジショニングの悪さをカバーできるようになるとよさそう。菊花賞でも楽しみな一頭。

 

3着キボウノダイチ

同型の多いレースではあったが、メイショウテッコンが控えたこともあってすんなりハナを切る。ラスト4Fでペースが上がらなかったので2番手以降少し仕掛けが遅れた感じ。理想的なレースメイクが出来ました。操縦性が高そうなのでしばらく注意しておきたい。

 

4着マイハートビート

内々の競馬から3角4角で大きくポジションを上げることができたのが大きかった。4角で外を回した馬が潰れたレースだったので、そういうところが噛み合って4着に入った感じ。重賞では少し厳しそうではあるけど休み明けでこれだけ走れたら十分かと。

 

5着エイムアンドエンド

こちらも内々で競馬ができた上に、勝負どころでメイショウが外を出してくれた恩恵もあった。直線で若干進路をなくしてしまったエンジンかけきれなかった感じはある。あまりキレる脚がないので、もっと前で強気にレースメイクできた方がよさそう。

 

6着ケイティクレバー

やはり距離短縮は苦手なタイプで序盤のポジションが悪くなってしまった。悪くない内容だったとは思うので次走距離延長なら買い。

 

9着グレンガリー

このクラスになると速い上りが出せない感じ。「内々でポジションを上げることができれば」というところで大外枠は痛かった。スロー予想の少頭数か小回りコースの内枠がベストかなぁ。

 

10着キューグレーダー

400Mの延長でなかなか折り合いがつかなかった。前走の内容はよかったと思うので同距離や短縮でのレースなら。

 

11着イェッツト

3角4角で大外回すロスは大きかったと思うけど、それにしても負けすぎかなぁ。トップスピードが低めで「スロー向き」「高速馬場は苦手」という感じもする。重賞クラスを相手にするなら「スロー」もしくは「内々でロスのない競馬」がベストに見える。