2018エリザベス女王杯の予想です。本命モズカッチャン

日曜は福島記念も開催されるんですが、時間の都合もあってスルーさせて頂きます(;´・ω・)申し訳ないです。

 

土曜開催は武蔵野Sが△無◎。以前から注目していたクインズサターンですが、この馬は外枠向きだと思っていたのでちょっと手が出なかった。1個外に同型のサンライズノヴァがいたので、一緒に上がってくる可能性は考えておくべきでした。反省。ウェスタールンドは序盤急がせすぎた感じもあるし、直線では前が壁になる。力負けではないので次走以降も注意しておきたい。

デイリー杯2歳は◎△無で決着。本命アドマイヤマーズが勝ちきってくれたのはよかったんですが、対抗評価のダノンジャスティスが4着。アドマイヤ-ダノンの2頭軸で買っていたので馬券は外れ(´・ω・`)素直にアドマイヤからの馬連でよかったかな…。

両重賞ともに本命馬が結果を残してくれたんですが馬券が当たらず。エリザベス女王杯は頑張りたいです。

 

エリザベス女王杯傾向など

・最後の直線が長く、スローの意識になりやすい。

・3角に下り坂があるので4角でばらけやすい。内突きに注意。

 

基本的には内目前目を重視し逃げ馬にも注意を払いたい。ミッキークイーン、ヌーヴォレコルト、ブエナビスタのように能力のある差し馬が勝ちきれないケースが多い。まぁそれでも馬券圏内には入ってくるので難しいところですが。

 

◎モズカッチャン

この馬の特性は「使える脚が短い」「(前に馬がいると)エンジンのかかりが遅い」という感じ。 なのである程度前目のポジションを獲りたいタイプです。それゆえに「スローペース」「内枠」「距離延長」なんかが絡んで、ポジションを獲るのが楽なレースが得意。逆に言うと前走札幌記念は「ハイペース」「外枠」「距離短縮」とこの馬には非常に不利な条件でしたが、サングレーザーらを相手に僅差の3着と健闘しました。ミルコの進路獲りが抜群に上手かったこともあるんですが、改めて能力の高さを証明しました。

ちょっと心配なのは熱発で府中牝馬Sを回避したこと。やはり社台系の馬ではないので、休み明けなのは不安ではある。とはいえ本調子とは言えない状況でも上位争いできるくらい能力が高い馬だと思うので、それでも本命に推したい。若干外差し傾向が見えてきた京都開催なので、馬場が読めるミルコなのも魅力。

 

○ノームコア

「モズカッチャンを相手に逆転ができる馬」を考えると新興勢力の3歳馬に注目したい。春先は骨折の影響もあって調整が難しかったと思うので、紫苑Sでのパフォーマンスが本来の姿なのかなと思う。加速力もあって操縦性が高い馬なので、前目でポジションを獲れればおもしろそう。エリザベス女王杯は古馬の斤量が重めなこともあって3歳馬の活躍が目立つレース。そういうところも考慮して対抗評価にしました。初の関西輸送になるので、そこが少し心配かな。

 

▲リスグラシュー

右回りではエンジンの掛かりが遅い馬ですが、阪神牝馬Sを見ると以前よりは反応がよくなっているように見える。アエロリットを代表に牝馬マイル戦線はなかなかレベルが高いので、能力的にはここでもトップクラスだと思う。秋華賞で2着に来ているわけだしハーツ産駒なので距離がダメダメだとも思わない。反応の悪さを京都外回りの長い直線でカバーできれば面白そう。反応悪いミッキークイーンも健闘している舞台なので、そういうイメージで。

 

 

★クロコスミア

逃げ馬のわりには加速力が高く、なるべくスローに落としたいタイプ。近走は同型馬の兼ね合いもあって展開不向きのレースが続いていたわけですが、まずまず悪くない内容。スロー傾向の強い舞台なので一変があっても不思議はない。

 

△フロンテアクイーン

けっこう器用な馬なので、内枠を活かした競馬ができればチャンス。器用な競馬ができるけど決め手に欠けるのが戦績にも表れている馬ですが、前走府中牝馬Sでは紛れの少ない東京コースで実績馬相手に僅差の競馬。ここにきて力をつけているのは明らかで、このメンバー相手でも通用する能力はあるはず。久しぶりの関西圏での競馬になるので、そういうところが不安ではある。

 

△スマートレイアー

2走馬の宝塚記念は悪くない内容だと思っていて、「逃げ先行馬が潰れた」「内有利のレース」のなかで前目外目からの競馬で10着というのはよく頑張っている。前走京都大賞典は序盤から掛かりっぱなしのレースだったので、参考外にしていい内容。8歳馬ですが格段に衰えているといった感じもない。京都外回り得意な武豊騎手にも期待して一応押さえておきたい。

 

△ミスパンテール

前走は回ってきただけのレース。昆調教師のコメントによると「2週前調教が強すぎてオーバーワークになったのかも」ということで状態が悪かった可能性がある。逃げてもいいし内も突ける。鞍上も含めて展開ハマれば怖い馬です。2200は長いと思うんですが、横山典騎手が乗るようになってからは気性の問題も改善されてきているので、今の状態ならこなせても不思議はない。ロードヴァンドールみたいに距離を伸ばしてよさが出てくるダイワメジャー産駒もいるので、そういうところにも期待して押さえておく。

 

人気の2頭について

・レッドジェノヴァ

京都大賞典のころよりも馬場が速いので、スロー傾向のあるレースでトップスピードを求められると不安も出てくる。洋芝で結果を出してきたクリスエス産駒なので、いろいろと噛み合わないと厳しいように思う。

・カンタービレ

かなり迷ったけど今回は消しにしました。先行できれば怖いんですけどね。ローズS秋華賞のレース後コメントを見ると折り合いに気を使っている様子で、オークスでの大敗も気性面での影響が少なからずあったんだと思う。

【ローズSレース後コメント】カンタービレ C.ルメール騎手ら | 競馬ニュース - netkeiba.com

折り合いに専念してレースを進めるならポジションが下がる可能性が高く、さらにCデムーロは重賞で大外ブン回すレースが多いので、そういう競馬で馬券に絡んでくるのは難しいと思う。もちろん折り合い気にしないで先行する可能性もあるし、クロコスミアがうまく壁になってくれる可能性もある。3歳馬が活躍するレースをいうことを考えると、大外ブン回しても届くかもしれない。馬券に絡むケースも十分想定できるだけに取捨が難しいんですが、人気と相談して今回は消しにします。